物件探しで大切な事

不動産購入を考え始めた時の参考に

●購入時期

物件を現金一括払いで購入する方は読み飛ばしてください、物件を探すのに関係がある時期とは、住宅ローンに関連しています。

何千万円かの購入資金が必要となると融資を利用される方が多いと思います。
住宅ローン等の融資を利用する際には、完済年齢が銀行毎に決められています(75歳80歳等)、
その完済年齢から自分の年齢を引いた数字がいくつになるか?

仮に自分の年齢が50歳の時に、35年ローンにしようと考え、完済年齢80歳の場合だった時には35年ローンは組めず、30年の返済期間になります。
私の様なおっさんがローンを組もうとしたら支払期間は短く返済額は多くなり大変です、住宅ローンのメリットである長期融資で返済額を低く設定する事ができなくなってしまいます。
購入を考えた時に早めの相談を。


●相場と物件

ネットで物件の値段は調べていますよね、希望の地域の物件相場はある程度把握出来てくると思います、購入予算をだいたい決める時も参考になります。
ネットで検索し調べていると色々な情報が出てきてしまう為、アパートに暮らしていた方が子供も育ち「今よりも広い所に住みたいな」と思い立ち、ネットを駆使し物件探しを始めたら、断熱材の素材比較にまで迷い込み、調べすぎてどれがいいのか分からなくなったそうです。
物件を探す時は最初に思い立った事、希望条件、避けたい事の優先順位を決め相場を知っておくと物件を探しやすいです。

中古マンションの売物件が出た時の話です、築5年程度の同じマンションで階数は違いますが400万円程度の価格差がありました。
中古マンションを探している人がアットホーム等のポータルサイトで価格を見れば、安い方の物件に興味がわくと思いますが、高い方の物件は、玄関大理石のオプションオーダー、対面キッチン最高級オプションオーダー、洗面台やカーテン、内装に至るまでオプションオーダーでオプション総額1,000万円オーバーの超高級モデル、所有者曰く「最高級の物にした」、私が思いついた言葉が「すごい」。この地域の中古住宅が買えてしまう位のオプション金額です。ポータルサイトの比較だけではこの違いは恐らく気が付かないでしょう、物件の持っている価値が相場と乖離する事もあります、写真だけでは伝わらない現地を見て感じる本物の魅力、私たち専門家はこのような違いもわかっています。

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