住宅ローン借入額の計算と月々返済の目安

購入時相談の際に、お話させていただいている事をまとめてみました、参考にしてみてください。



●月々返済の目安はいくらぐらいか?

物件探しに不動産屋や住宅展示場に住宅を見に行くと「家賃はいくらですか?」と聞かれる事がよくあると思います。

家賃支払いをされている方は今の家賃支払額で家計が成り立っていますから、ある程度の目安にはなると思いますが、家賃の金額ではなく、年間収入から最適な返済額を計算する事もできます。
どうゆうことか?
年収の25%~30%ぐらいが一般的に無理の無い返済比率の範囲といわれています。

(例) 年収400万円、返済比率30%と考えると
年収400万円×30%=120万円(年間返済額の目安)
120万円÷12ヶ月=10万円(月々返済額の目安)、この計算で得た数字が住宅ローン返済額の最適な目安とする事ができます。


●借入期間の設定

住宅ローンを組む時の借入期間を決めます。
金融機関によって完済年齢が75歳から80歳までに設定されています。
何歳までにローンを終わらせるかを決め、借入期間を決めていきます。
借入期間が長ければ月々の返済額が少なく、借入期間が短ければ月々の返済額が多くなる傾向があります。


●いくらまで借りられるのか? 借入可能額の確認

住宅ローンを利用する際の借りられる金額の事です。
金融機関ごとに年収に対する返済負担率が設定されていますから年収に返済負担率を掛けて算出して行きます。

(例) 年収400万円、返済負担率30%の場合。
400万円×30%=120万円
120万円÷12ヶ月=月々10万円となり、月々10万円が毎月の返済可能額となります。

次に借入可能額を計算します。
毎月の返済可能額÷100万円あたりの返済額×100万円=借入可能額の計算式を利用します。

(例) 審査金利2.5%で借入期間35年の場合、100万円あたりの返済額3,574円
月々10万円÷3,574円×100万円=27,979,854円

2,790万円ぐらいが借入可能額となりますが、あくまで目安として参考にしてください、
物件価格に対する借入額の割合や金融機関の審査があります。

審査金利とは金融機関が審査の際に使用する金利です、自分で調べた店頭金利で計算した場合とは違いが出てきます。
他に借入がある場合には、内容を把握しておきましょう。


●購入予算

自己資金の金額+借入可能額の上限や物件価格に対する借入額の割合が購入予算となり、
住宅ローンの借入額を決め、月々の返済額が家計のやりくりに無理がないか確認し、
無理がありそうな場合には、借入額を調整し月々の返済額を計算しながら、お客様と家や土地の購入予算を調整しています。

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